薬局

基本理念

薬局では、患者さんに安全で安心な薬物療法を受けていただくため、お薬の調剤をはじめ医薬品の購入・供給・品質管理、入院患者さんの薬剤管理指導、無菌製剤を含む各種製剤の調製、医薬品情報の収集及び伝達、治験薬の管理などの業務を通じて医薬品の適正使用と適正管理を推進します。

  • 患者さんに安全・安心な薬物療法を提供する。
  • 職種としての専門性を活かしてチーム医療に貢献する。
  • 医療の高度化に対応するために日々努力し、自分の得意分野を伸ばしていく。

実務実習希望の学生の方へ

当院では、薬剤師の基本となる調剤業務から、院内製剤、抗がん剤業務などの特殊業務まで幅広く学ぶことができます。また、チーム医療へ積極的に参加しており、薬剤師の専門性が必要とされる現場を体験できる内容となっています。

地域医療支援病院として、救命救急の中核を担っており、多くの医療体制を体感できると思います。

スタッフは明るく前向きで、日々、全力投球です。エネルギーあふれる、当院で一緒に学んでみませんか。
インターンシップも随時募集しています。

お問い合わせはこちらまで。

薬剤師の業務

調剤業務

当院では、入院患者さんの調剤をはじめ、平日深夜帯、休日夜間帯の救急外来の調剤を行っており、365日24時間お薬を供給できる体制を確保しています。

水剤、散剤では、薬剤バーコードによる鑑査システムを導入し、安全に薬剤を提供できるよう努めています。

注薬調剤業務

2016年10月、電子カルテ導入に伴い、注射薬自動払い出しシステムを導入しました。入院中に使用する注射剤は、注射薬払い出しカートにより、患者個別に1回分ずつの払い出しを行っています。 薬剤補填はバーコードリーダーによるコード認証システムを導入しています。また、注射薬返品システムを導入する事で、返品によるヒューマンエラーを軽減し、GS1コードによる期限管理を行い、管理業務の効率化を図っています。

製剤業務

院内製剤は、多様でかつ個別の医療ニーズに応える べく、病院薬剤師により調製され、院内で使用される製剤です。(日本病院薬剤師会指針より一部改編)当院では必要に応じ、院内製剤を作成しています。

薬品管理業務

薬品管理業務には、品質管理と在庫管理(数量管理)があります。

医薬品の購入時、保管時の適正な管理により、品質と在庫量を確保し、院内の需要に対し、必要とする医薬品が正確、円滑、迅速に供給されるようシステムを構築しています。

病院薬局で取り扱う医薬品は、調剤用、院内製剤用、診療処置用、消毒用、臨床診断用等様々です。使用される場が病院全体に及ぶので、それぞれの用途に合わせた薬剤をスムーズに払い出せるよう、管理体制を強化しています。また、定期的に薬剤師が院内をラウンドし、院内で管理されている医薬品の保管状況に問題がないかを確認しています。

薬剤管理指導業務

当院では、薬剤師の薬学的専門知識を活用して、お薬の効能や用法についての説明、重複投与、薬物相互作用、注射薬の配合禁忌のチェックのほか、抗MRSA薬のTDMにより患者個々の薬物投与設計・管理を行っています。

患者さんのベッドサイドで、服薬に関する説明や指導を行うことで、薬に対する不安や疑問を解消し、効果的な薬物療法が実施されるよう努めています。

採用についての詳細はこちらから
このページは役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった