産科

産科(周産期)部門

当院周産期部門は、平成14年4月1日に沖縄県初の総合周産期母子医療センターとして認可されました。

総合周産期母子医療センターとは、出産前後の母体および胎児並びに新生児を一貫した管理を行うため、都道府県知事が適当であると認めた施設で、全国に現在89施設(平成23年4月1日現在)、沖縄には当施設を含め2施設あります。

当センターはMFICU(母体胎児集中治療室)6床、一般産科病床29床、NICU(新生児集中治療室)30床、一般新生児病床18床より成り立ち、母体ならび新生児の救急搬送に備えた体制を整えています。

夜間、休日でも少なくとも二人以上の産科医、一人以上の新生児担当医が勤務し、主に沖縄県中北部地区を中心にリスクの高い妊婦、産褥婦、新生児の診療にあたっています。

スタッフ紹介

橋口 幹夫
大畑 尚子
金城 国仁
小松 泰生
山根 若菜
大橋 容子
石塚 貴紀
青木 大芽
田所 広樹
林 伯宣

外来について

平日予約外午前8時30分〜午前11時
予約午前8時30分〜午後4時
土曜・日曜・祝祭日休診

初診は、原則として「かかりつけ医」の紹介状をご持参下さい。
但し、諸事情により紹介状を御持参できない場合も受診可能です。
※緊急性のある患者さんについては、いつでも救急センターにて対応させて頂きます。

Web紹介予約もご利用いただけます

詳細はこちらをご参照ください。

外来診療表

産婦人科外来診療については、下記ページをご参照ください。

産科実績

2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度
総分娩件数10561109114611361008
単胎1020106710961095975
双胎3940494132
品胎02101
経腟分娩641631613594532
吸引分娩7267608356
帝王切開件数479495517491450
帝王切開率40.18%41.49%43.45%42.04%43.35%
紹介患者数999100810451030928
紹介患者率94.60%90.89%91.19%90.67%92.06%
母体搬送数91199178143103

産婦人科総手術件数

2015年1109件
2016年1149件
2017年1190件
2018年1085件
2019年1054件

助産外来

当産婦人科では2010年より助産師外来を開設しています。
妊娠初期~中期は当科を受診される妊婦さんの不安を解決していくために、
妊娠後期ではスムーズに出産や育児をするために心・体・マタニティ用品・育児環境等の相談や確認を行っています。
出産後は母乳外来を行っており赤ちゃんの体重増加や・乳房の状態のチェックを行い、授乳のアドバイスをしています。必要時には小児科医師と連携し赤ちゃんの診察を行う事もあります。
その他、産婦人科医師・小児科医師・栄養士などと連携し、妊娠中から出産後までの妊娠性糖尿病の栄養相談や、HTLV-1と診断された方の母乳育児についての相談等を行っています。

平日 午前9時~11時30分 午後1時30分~3時30分
の30分~1時間枠で予約のみとさせていただきます。
※土日・祝日は休診
外来主治医の診察終了後に行います。
出産後の母乳外来は主に午後1時30分~3時30分に1人30分程度行います。

対象

★当産婦人科に通院中の妊婦さん
(妊娠22週以降に1回 34週以降に1回行います。)

★当院で出産された褥婦さん
(入院中に母乳外来を受診するか相談を行い、予約を入れます。)
 HTLV-1陽性の妊産褥婦さん
 妊娠糖尿病の栄養指導後妊婦さんと産後一ヶ月後の妊婦さん

相談内容

  • 妊娠・出産に関すること
  • マタニティ用品・赤ちゃん用品の準備について
  • 乳房トラブル・授乳について
  • 母子の制度について手続きの確認
  • 妊娠性糖尿病について栄養指導後の確認、生活指導
  • HTLV-1の方の授乳について相談・指導
  • その他

助産外来実績

2016年2017年2018年
妊娠とくすり外来
H25年5月スタート
医師と薬剤師と共同15件11件10件
助産外来初回896件1006件923件
妊娠34週以降808件852件802件
母乳外来432件406件366件
GDM341件406件417件
HTLV-153件55件26件
受け持ち患者対応756件534件503件
電話相談2345件2392件2077件

周産期センターでは、現在 助産師40名、看護師8名、保健師1名が勤務しています。
医学的、社会的なハイリスク妊産褥婦が多い中で産科医師が時間的に関わることが難しい精神面での対応や母乳育児、子育てや産後の生活面での保健指導など助産師ならではの細やかな配慮で妊産褥婦、新生児への看護を提供しています。
又退院後も地域での支援が必要な妊産褥婦に対して妊産褥婦支援票にて各市町村へ支援依頼を行っています。

MFICU(母体胎児集中治療室)を有している為、救急に対応できる助産師、看護師の教育にも力を入れています。
NCPR、ALSOも積極的に受講しており、NCPR Aコースの受講修了認定者が29名,Iコース受講修了認定者が1名 ALSOの受講修了認定者が16名います。さらに受講者を増やしできれば全員が受講できるように計画を進めています。

後輩育成のために、助産学生、看護学生の受け入れも行っており、将来の周産期医療を支えてくれるスタッフを育てるために日々頑張っています。
又産婦人科の先生方の協力で勉強会も定期的に開催し常に新しい情報を得て知識、技術の研鑽に努めています。アドバンス助産師は17名いますが、資格取得のために計画的に県外研修へ派遣しています。

お産は正常な経過をたどっていても突然異常になる場合が多々あります。異常を早期に発見し対処するには、医師とのチームワークがとても大切です。
当周産期センターは助産師が産科医に対して相談しやすい環境であり、安心で安全なお産ができるようにスタッフ全員が心がけています。

周産期センターは、多くの学びができる素晴らしい環境です。一緒に沖縄県の母子のため、頑張りましょう。素敵な出会いをお待ちしています。

産婦健康診査

産婦健康診査について

平成31年4月より国の基準にもとづく産婦健診事業が沖縄県でもスタートしております。
この事業は、出産された方全員に質問紙を用いて面談を行うことで、すべてのお母さんが安心して子育てができるよう地域を含めみんなでサポートしていく制度です。
当院でも、令和2年11月1日より産婦健診事業をスタートしました。
産婦健康診査受診票を使用し、地域への情報提供を行っていきます。

これは市町村ごとの事業のため、患者さんの居住地により公費負担実施可能な市町村と、現在のところ実施できない市町村があります。公費負担対象市町村にお住まいの方は、緑色の産婦健康診査受診票が発行されています。受診票がない場合は、自己負担となります。
診療内容により診療費が発生することがあります。

なお、産婦健康診査受診票についてのお問い合わせは、お住まいの市町村へお願いします。

カウンセリング外来

ご案内

カウンセリング外来は、種々の遺伝にまつわる問題に対し遺伝カウンセリングを提供するため、平成21年4月より開設している外来です。

遺伝カウンセリングって何?

生まれつきの病気や、家系内で遺伝する病気などについて、患者さんやその家族が、医学的・専門的な情報や心理社会的な問題を理解し、自分で納得の行く自己決定が出来るよう援助すること、そのなかで生じるさまざまな心理的ストレスに適応していく援助をすることです。
病気の診断について、治療法について、生活上の注意や利用可能な社会的援助について、また子供をもうけるにあたって心配されていることがあるかどうかなど、あなたが知りたいこと、分からないことに応じた様々な情報を提供し、病気のことを考えるときに感じるさまざまなストレスに、あなたが適応していけるよう、一緒に考えていきます。
ここでは、家系を通して伝わっていく病気だけではなく、遺伝情報を担う染色体や遺伝子の変化によって起こる病気も取り扱います。病気の診断、治療、社会生活の援助、生殖にまつわる問題など、希望に応じた様々な情報を提供します。
取り扱う疾患は、産婦人科だけでなく、内科、外科など全ての領域にわたります。

診療内容について

完全予約制で通常の診療よりも時間を十分とり、理解ができるまでゆっくりと面談を行っております。また、プライバシーに十分配慮し、通常の診療とは別に実施しておりますので安心してご相談ください。
遺伝カウンセリングにかかる費用は自費となっておりますが、健康保険の適応となる検査を行う場合は、保険を利用します。その都度ご説明いたします。

相談の申し込み

既に中部病院を受診中の方は、担当医にご相談ください。
院外からのご相談の場合は、中部病院の地域医療連携室までご連絡ください。
事前に相談内容をお伺いした上で予約を取り、面談を行っておりますのでご了承ください。

担当者

大畑 尚子(臨床遺伝専門医)
大橋 容子(臨床遺伝専門医)
産婦人科のみではなく、様々な科の疾患についての遺伝カウンセリングを経験していますのでお気軽にご相談ください。

妊娠と薬外来

妊娠/授乳とくすり外来の概要

妊娠/授乳とくすり外来は、東京の国立成育医療研究センターにあります「妊娠と薬情報センター」の沖縄県地域拠点病院として活動している外来です。 妊娠/授乳中の女性がお薬を使用される場合、胎児や乳児への影響に注意が必要であることはもちろんのことですが、一方で実際ヒトでの催奇形性が確認されている医薬品は少ないにもかかわらず、リスクを過剰に心配し医師が必要な薬物投与を控えたり、患者さんが自己判断で服用を中止したりすることで悪影響を及ぼすこともあり得ます。またお薬を使用していることを理由に最初から妊娠をあきらめる例があったり、不十分な情報をもとにした妊娠の中断が起こったりする可能性があることも問題です。

相談内容

  • 持病のため飲んでいるお薬が、妊娠しても赤ちゃんに影響はないかのご相談
  • 妊娠していることを知らずにお薬を飲んでしまった場合のご相談
  • 授乳のご相談

相談までの流れ

まず相談者ご自身により「妊娠と薬情報センター」へ相談申し込みが必要です。
当院通院中の方で相談希望の方は、当院産婦人科外来担当医に申し出て頂きますと、 手続き方法の案内をさせて頂きます。当院通院中でない方は、通院中の病院より紹介して頂くか、下記問い合わせ先にご連絡ください。

費用は1回の相談につき 5000円+消費税となっております。
当院代表番号 098−973−4111より
「妊娠/授乳とくすり外来」とおしゃっていただければ、担当者が対応させていただきます。
尚、この電話は実際のお薬の相談ではなく、外来受診に関する相談のためのものです。

妊婦健診について

妊婦健診については、こちらをご参照ください。
当院の「マタニティライフ冊子」をご覧いただけます。


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