血液浄化センター
スタッフ紹介
医師 | 耒田 善彦、照屋 周造、古閑 和生 |
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看護師 | 看護師長1名 副看護師長1名 看護師10名 |
フットケア指導士 | 1名 |
臨床工学技士 | 4名 |
施設状況
当院血液浄化センターでは、以下の患者さんの透析療法を行っています。
- シャント手術を控えた透析導入期の患者さんの透析
- 腹膜透析患者さんの外来(CAPD外来)
腹膜透析患者さんは当院が県内では一番多く、経験豊かな医師が対応致します - 腎移植を控えた方や腎移植前後の管理(腎移植後は移植外来で診察します)
- 心臓カテーテル検査/心臓手術の患者さんの手術前後の透析
- 集中治療室での血液浄化
- その他の特殊疾患における血液浄化(血漿交換・LDLアフエレーシスなど)
- 在宅血液透析(HHD)
チーム医療
血液浄化療法、腹膜透析治療などを行っています。これらの治療は医師、看護師、臨床工学技士をはじめとした多職種が安全な治療が提供できるように連携し、取り組んでいます。
急性期病院としての役割
急性腎不全や緊急透析が必要な場合、血液浄化センター内に加え、集中治療室や救急病棟における出張用透析機を使用した緊急透析治療にも対応しています。
8:00
全体ミーティング
3分健康体操(ラジオ体操)
ウォーキングカンファレンス
東西チーム間で患者さんの問題点や透析中の注意点、確認事項などの情報共有を行っています。
8:30
患者入室 (午前の部)
問診(感染対策)
・発熱や倦怠感、風邪症状、下痢症状の有無など
体重測定後、ベットへ案内
出張透析及び緊急透析
重症患者さんの透析を集中治療室(ICU)やHCU病棟で行っています。
腹膜透析外来 毎週水曜(第5水曜休み)
腹膜透析外来では、患者さんが自宅で安全に腹膜透析が実施できるように医師と看護師でサポートしています。
看護師により腹膜透析のバック交換手技確認や出口部の観察、ケア方法の指導、緊急時の対応・指導などを行っています。
9:00
シャント穿刺
・エコー下穿刺
触って血管の走行がわかりにくい、深いところに血管があり蛇行しているなど穿刺困難な患者さんがいます。穿刺部の近くに動脈が走行している場合、安全に穿刺を行うためエコーを使用します。
シャントエコー
他施設から、シャント狭窄や閉塞でシャント穿刺困難な患者さんを受け入れ、医師と臨床工学技士がシャントエコーを行います。検査で血管の狭窄部位が確認されれば、経皮的血管形成術(PTA)の処置案内を行います。
透析導入期指導
血液透析について、腎臓の働きと疾患、検査データと食事、薬についてなど看護師が指導を行います。
栄養指導
管理栄養士が個別に食事に関して指導を行います。
フットケア
下肢抹消動脈疾患重症化予防をするため、フットケア指導士が中心となりスタッフ教育を行っています。
透析中に医師の指示のもと、白癬菌による爪の肥厚や魚の目などを確認します。足や爪のケアや日常生活での手入れの仕方などを指導し患者さんの足を守る支援を行っています。
12:30〜
返血/止血(午前の部)
止血困難な場合、血管の変化など様々な要因があります。必要時シャントエコーで評価を行い医師と相談しながら要因に合わせた方法で安全に止血を行っています。
在宅透析外来
自宅で血液透析を行う在宅透析が可能となり、ライフスタイルに合わせて治療ができることからQOL(生活の質)の向上が図れるようになりました。
導入時トレーニングでは、医師、看護師、臨床工学技士などが連携し、自己穿刺から透析装置の使用方法なども含め、血液透析手順に沿って指導を行います。
トレーニングが終了後は、月に1〜2回の当院血液浄化センターへ来院。
14:00
患者入室(午後の部)
問診(感染対策)
発熱や倦怠感、風邪症状、下痢症状の有無など
体重測定後、ベットへ案内
15:00
腎不全サポート外来
慢性腎臓病の患者さんが、移植・腹膜透析・血液透析のことを理解していただくために看護師が中心となって行っている外来です。特に移植・腹膜透析に関しては今まで聞いたこともなかったという方も多いため、このような外来は大切と考えています。
18:00〜
返血/止血(午後の部)
止血困難な場合、血管の変化など様々な要因があります。必要時シャントエコーで評価を行い医師と相談しながら要因に合わせた方法で安全に止血を行っています。