クリクラ公募・病院見学
医学部学生 クリニカルクラークシップ公募
当院での卒後臨床研修を検討されている医学部学生の皆様を対象に、中部病院でのクリニカルクラークシップ(病院実習)を募集します。実習期間は、原則1診療科4週間です。
希望者は、
【氏名】 【大学名 学年】 【希望診療科(第3位くらいまで)】 【日程】を記載の上、まずは担当までメールにてご連絡下さい。
※大学のカリキュラムを確認のうえお申し込み下さい。個人希望での申込みは受付できません。
(実習委託料、1週間につき1万円が必要となります。大学へ請求します。)
※スケジュールや受入が既に決まっている場合等、診療科によっては受入ができない場合があります。希望診療科はできるだけ複数検討下さい。
※旅費および宿泊費は自己負担となります。宿泊施設は各自での確保をお願いします。






クリニカル・クラークシップについての問い合わせ先
〒904-2293 沖縄県うるま市字宮里281番地
TEL:098-973-4111(代表)
FAX:098-973-2703
沖縄県立中部病院 総務課 研修センター(内線:3260)
Eメール:och_kenshu@hosp.pref.okinawa.jp
初期研修医・専攻医の病院見学
当院での後期研修を希望される初期研修医・専攻医を対象に病院見学を実施しています。
見学をご希望の方は、下記の項目をメールでお送りください。
2. 性別
3. 出身大学名
4. 卒後年数
5. 卒業から現在までの勤務先すべて
6. 現住所
7. 携帯電話番号
8. PCメールアドレス
9. 見学希望日(第1希望 第2希望)
10. 見学希望科
服 装:スクラブまたは白衣(気温に合わせてお召し物を着装ください)
持 物:メモ用紙、筆記用具、見学者が所属する機関の名札(見学時に識別の為に着用していただきます)
見学時:こちらからPHSをお貸しします。また、来院時お車でお越しの際は外来駐車場をご利用ください。駐車券は入庫時にお受け取りいただき、恐れ入りますが事務担当までご提出くださいますようお願いいたします。
以上
医学部学生の病院見学
当院では臨床研修を希望される医学部学生(4年、5年、6年)の皆さんを対象に病院見学を実施しています。



見学期間 | 申込期間 |
---|---|
2024/2/13~2024/12/27 | 2024/1/11~2024/12/13 ※見学予定日の2週間前まで |
2025/1/7~2025/3/14 | 2024/10/22~2025/2/28 ※見学予定日の2週間前まで |
2025/3/15~2025/3/31 | 2024/12/11~2025/3/17 ※見学予定日の2週間前まで |
2025/4/7~2025/12/26 | 2025/1/6~2025/12/12 ※見学予定日の2週間前まで |
※3月~4月の見学について
年度の変わり目で人員が少ない時期の為、指導医や研修医の見学生に対する対応や指導が、行き届かない可能性があります。
しかし、研修医にとっては忙しくも急速に成長する時期でもありますので、この時期の見学を希望される方は、
その旨ご承知おき頂いたうえでお申込み頂けますと幸いです。
※感染症の状況によっては、見学内容が変更または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
病院見学予定カレンダー
病院見学予定カレンダーにて、ご確認しお申し込みください。また見学で、何かご要望等ございましたらメールにてご質問ください。
【各診療科ごとの見学不可日】
- 循環器内科→ 金曜日
- 腫瘍・血液内科→ 水曜日
- 循環器外科A→ 火曜日・木曜日
- 一般外科→ 水曜日
- 泌尿器科→ 火曜日・水曜日・金曜日
- 耳鼻咽喉・頭頸部外科→ 月曜日・火曜日・木曜日・金曜日
- プライマリケア科(津堅診療)→ 水曜日
見学診療科
沖縄県立中部病院
- 内科(循環器、感染症、消化器、血液腫瘍、総合内科[病棟/腎臓・リウマチ・膠原病・神経]、総合内科[外来])
- 外科(循環器、一般、形成、整形、泌尿器)
- 小児科(午前:小児科 午後:新生児内科)
- 産婦人科
- 救急科
- 麻酔科
- 耳鼻咽喉・頭頚部外科
- 精神神経科
沖縄県立中部病院附属診療所(離島診療所)
- 津堅診療所(津堅診療所見学希望の方へ)
※プライマリケア科は月に1~2人の見学受け入れ態勢になっています。 そのため、月ごとのカレンダーを確認し、お申し込みください
見学日数・時間について
見学日数は1日~3日以内とします。(平日)
※見学初日は、午前8時30分スタートです。
※見学時間 8:30~17:00(診療科によって変更有)
※病院概要説明会は、別途お知らせいたします。
レクチャースケジュール
平日の13:00〜13:30には、病院スタッフ医師による「コアレクチャー」が行われます。また、定期的に国内外のコンサルタントの先生によるレクチャーも開催されます。実習期間が合えば、ぜひご参加ください。
見学申し込みについて
見学希望者は、必要書類を準備し、担当までメールしてください。
1.必要書類
- 見学申込書
- 学生証(写)
※大学名、住所、E-Mailアドレス(アルファベットの”O”と数字の”0″やスラッシュ、アンダーバー等が混在している場合ははっきりとご記入ください)学務科直通の電話番号、ファックス番号等も漏れなく記入ください。
2.申込先・問い合わせ先
〒904-2293 沖縄県うるま市字宮里281番地 沖縄県立中部病院
総務課 医学部学生病院見学担当
E-Mail:och_kengaku@hosp.pref.okinawa.jp
TEL:098-973-4111(代表)
FAX:098-973-2703
3.持物・服装等
服 装: | 白衣・スクラブ・ケーシー ※お越しいただく格好はカジュアルな服装で構いません。ただ、見学時には上記服装にて見学ください | 持 物: | メモ用紙、筆記用具(必要であれば聴診器もお持ちください) | 見学時: | 来院時にお車にてお越しの際は外来駐車場をご利用ください。駐車券は入庫時にお受け取りいただき、恐れ入りますが事務担当までご提出くださいますようにお願いいたします。 ※何か服装等で気なる点がございましたらご連絡ください。 |
諸注意
- 旅費・宿泊及び食事は自己負担です。
- 希望者多数の場合、希望診療科での見学ができない場合があります。予めご了承下さい。
- 見学する科の研修指導者の指示に従って下さい。(見学者なので医療行為は出来ません)
- 当院には感染性疾患を持つ患者が多数訪れますので麻疹、風疹、水痘、B型肝炎、流行性耳下腺炎等の疾患に対し抗体を持たない学生の見学をお断りする事があります。
- 見学前に抗体測定およびワクチン接種を強くお勧めします。
- 医学部生としてふさわしい服装をして下さい。(白衣、スクラブ、ケーシー等)
- スニーカー、又は靴を持参。(スリッパ、サンダル、短パン、ジーンズ等はご遠慮下さい)
- 聴診器等は個人で持参して下さい。
- 見学終了後、感想文の提出と名札をお返し下さい。
- 初期臨床研修採用試験の受験を考えている方は、当院の研修プログラムの内容・特色をできるだけ見て頂きたいため、病院見学または実習を推奨します。
- なお、当院の見学時に、大学に対する出席証明書の発行は致しかねます。
- 学生控室はご用意しておりますが、共用スペースとなっております。
- 貴重品の管理は各自でお願いします。
食事の案内
院内売店:弁当多種400円前後。病院周辺のレストラン、喫茶店、弁当屋さん等
院内カフェ:ドトールコーヒーショップ有
交通の案内
那覇空港から高速バスで約60分
>> バス案内・周辺マップ・宿泊案内
見学生の一日スケジュール
産業医科大学生 2024年5月
1日目 見学診療科:救急科
時間 | 場所 | 内容 |
---|---|---|
08:45〜09:00 | 学生控室 | 総務課の学生担当の方によるオリエンテーションがありました。見学の大まかな流れで不明点をここで一度に説明してくださったため、不安なく見学に望むことができました。 |
09:00〜17:00 | 救急外来 | 初めはスタッフの先生から、病床数やシステム、中部病院の強みといった救急の大まかな概要をご説明いただきました。その後、1年目の先生の業務を見学させていただきました。研修開始2ヶ月目であったにもかかわらず、問診、触診、カルテ記載から検査オーダーまで、堂々とお仕事されている姿を見て、1年後自分もこうなりたいと感じました。 また、2年目の先生に症例をプレゼンする際、問診での聞き方や必要な検査値などについて、質問を交えながらの指導を受けている姿を見学し、指導体制の充実さを実感しました。 |
2日目 見学診療科:一般外科
時間 | 場所 | 内容 |
---|---|---|
08:30〜10:00 | 図書室&病棟 | 1年目と2年目の先生について病棟業務を見学しました。 術前・術後の患者さんの服薬管理や、救急から外科コンサルになった患者さんへの対応など、手術以外でも活躍されている姿を見学できました。 |
10:00〜11:00 | 研修医控室 | 2年目の先生が中部病院での研修の特徴や利点などを説明してくださいました。私の質問に対してもざっくばらんにお答えくださいました。 |
11:00〜12:00 | 食堂 | 1年目の先生と実習生の方と食堂にて昼食をとりました。ゆるくお話しする中で、リアルな1年目の先生の生活をお聞きすることができました。 |
12:30〜13:30 | 会議室 | 血尿に対するアプローチについてのコアレクチャーを聴講しました。研修医向けの内容になっていましたが、学生の私でも少し理解できる程わかりやすく説明してくださいました。 |
14:00 ~ 15:00 | 病棟 | 病棟患者さんについてのカンファレンスを見学しました。 入院中の対応はもちろん、退院後についてもケアマネージャーと相談しながら調整されていて、手術外でも患者さんについて沢山考えられている姿を見学できました。 |
3日目 見学診療科:総合内科
時間 | 場所 | 内容 |
---|---|---|
08:30〜10:00 | 救急外来 | 救急で来られた患者さんについて、カンファレンスを見学しました。 1年目の先生が上級医の先生のフォローを受けながらも堂々とプレゼンされていた姿を見学し、研修医の先生のレベルの高さに驚きました。 |
10:00〜12:00 | 病棟 | 病棟の患者さんについてのカンファレンスを見学しました。 2年目の先生が沢山の患者さんについてわかりやすくプレゼンしていた姿を見て、2年目にはこんな先生になりたいと感じました。 |
見学生の感想文
今回は昨年の11月に続き2回目の見学で、1日目は小児科・新生児内科、2日目は一般外科を見学させていただき、最後にプライマリケア科のK先生と面談させていただきました。
1日目の小児科は、インターンのF先生、Y先生について回診に参加しました。普段の大学実習で回った小児科・新生児内科では、白血病や先天奇形など専門性の高い症例を見ることが多かったですが、貴院では一般的な肺炎のようなcommon diseaseに対して、例えばエコーでX線に映った片側性の陰影をどう評価するかといったシーンを見ることが出来たり、また、百日咳や川崎病など、教科書では学んだけれど大学で見ることが出来なかった症例に合うことがができ、非常に勉強になりました。ここでなら、小児の基本的な身体診察や鑑別診断を学び、目標としている総合診療としての医師像に確実に近づくことが出来そうだと感じました。
また、離島診療所のようなセッティングを経験したいと思っておりその際健診も小児科専門医と同じレベルで行えるようになりたいです。そのためには、プライマリケアの限られた研修期間の中で積極的に健診の経験も作りたいと感じました。
二日目の外科では、インターンのO先生、G先生、A先生につき、7時開始のプレ回診から病棟業務、手術見学まで幅広く見学することが出来ました。途中から入室し経過が分からなかった手術もヘルプで勤務されていた整形外科のN先生に丁寧に教えていただきました。また、プライマリケアに必要な外科手技についてお聞きしたところ、小児の簡単な外傷や骨折の徒手整形、褥瘡のでブリードマンなど、幅広いニーズがあることを教えていただきました。
これまで、総合診療医としての外科領域の専門性についてあいまいなイメージしかありませんでしたが、具体的なシチュエーションを教えていただき、外科手技に対する今後のモチベーションにつながりました。
今回の見学では、1回目に見学できなかった診療科のみならず、新しく入職されたインターンの先生方の業務も十分に見学することができ、大変充実した2日間になりました。ありがとうございました。