ベッドサイドティーチング

ベッドサイドティーチング

「It is by your own eyes and your ears and your own mind and your own heart that you must observe and learn.」
この言葉を知っていますでしょうか? William Oslerの名言です。
「あなたが観察し、学ばなければならないことは、自分の目で見て、聞き、そして心で感じることだ」という意味です。
これを実践できるベッドサイドティーチングは学びの要であり、当院でも最重要視しております。
毎日、各科スタッフと研修医で患者さんを診察しに行って、状態を把握し、所見を取らせてもらいます。
教科書を何回見ても覚えられないことが、患者さんに触れることで一瞬にして頭に残ります。
また、同じ疾患でも一人一人少しずつ症状、病態は異なっており、これは教科書では学ぶことができません。
患者さんの雰囲気、表情、言葉、身体所見、これら全てが今現在の状態を表しています。
当院ではプレゼンの際に検査結果のことばかりを話していると注意されます。
当院全体の雰囲気として「患者を診て学ぶ」精神が行き渡っているため、ベットサイドにおける学びがたくさんあります。
そして、昔から続くベッドサイドティーチングの習慣は、それを理解し、協力してくれる沖縄の人々の優しさによって支えられています。
伝統的なベッドサイドティーチングを当院の研修で学んでください。